湯河原でのハイキングは小雨の中!もみじの郷はおすすめです

湯河原でのハイキングは小雨の中!もみじの郷はおすすめです
紅葉を見たくなったシニア夫婦、
行ける日がちょうど見頃になる場所は
どこかと検討した結果、
湯河原の‘もみじの郷(池峰)ハイキング
コース’に決定。

早速お宿探しに取り掛かり、
良さげな感じの
‘湯の里 杉菜’ というホテルを予約。

そして当日、お天気はイマイチ、
湯河原の予報も昼あたりから
小雨模様とのこと。

まあ最悪雨でも、カッパを着て歩く
覚悟で出発したのでした。

湯河原駅に到着、
  まずは不動滝へ

ひときわ目を引く斬新なデザインの湯河原駅は建築家・隈研吾氏設計によるものです

自宅最寄駅から湯河原駅までは
JRで約1時間20分。

ひときわ目を引く斬新なデザインの
湯河原駅は建築家・隈研吾氏設計に
よるものです。

駅からバスに乗ること約12分、
まず‘不動滝’を見たかったので
バス停『不動滝』で降ります。

湯河原の不動滝でマイナスイオンをたっぷり浴びる
落差15mの滝が発するマイナスイオンを
たっぷり浴びて鋭気を養うシニア夫婦。

出世大黒尊がまつられている神社で
神妙にお参りをして不動滝を後にします。

もみじの郷ハイキングコースの
スタート地点最寄りの
‘奥湯河原入り口’バス停は次なので
もちろん歩いて向かいます。

歩いているとちょくちょくこんな
素敵な景色に出会います。
湯河原の川沿いを歩いているとこんな素敵な景色に出会います

もみじの郷紅葉ハイキングの
   スタートです!

『奥湯河原入口』バス停のすぐ側にある
‘池峯橋’を渡り、
約1時間半のハイキングのスタートです!

もみじの郷ハイキングコースでは苔むした倒木が道の脇にあったりします
苔むした倒木が道の脇にあったり。

人っ子一人いない木々に覆われたもみじの郷ハイキングコース
どんよりとした天気のせいか
はたまた平日のせいか、時折軽トラックが
通るだけで人っ子一人いない
木々に覆われた山道を歩いていると、
心細さも手伝って非日常感が
味わえること間違いなし!

途中、「あ、熊がいる」と思ったほど
そっくりな形の木の株が
数メートル先に見えた時は、
本当に度肝を抜かれましたよ。

夫も一瞬固まった様子。

雨が降り出してきました。

レインウエアと折りたたみ傘と
リュックカバーは持ってきていたので、
ここですぐリュックカバーだけでも
着ければよかったのですが、
霧雨だから大したことないだろうと
着けずに傘だけさして歩いたんです。
(このことがあとで
   ちょっと大変なことに…)

当コースのメインスポット
‘もみじの郷’に到着

歩き始めて40分くらい経ったでしょうか、
少し小高い所にある
‘もみじの郷’に到着です。

もみじの郷ハイキングコースの真っ赤なもみじに癒されます
燃えるように真っ赤な
イロハモミジがあたり一面に…。

あたり一面の燃えるような真っ赤なイロハモミジ
県立奥湯河原自然公園内にある
こちらのもみじの郷を含む
ハイキングコースには、
2001年から約540本のイロハモミジが
植栽され始め2006年に
一般公開がスタートしました。

歩き疲れたので木のベンチに座って
しばしこの景色を堪能。

当該シニア夫婦だけしかいない、
シーンとした燃えるもみじの郷、
本当に癒されます。

このままこの雰囲気に
浸っていたかったのですが、
ホテルのチェックインの時刻もあるので
現実に戻って先に進みます。

幻想的な‘池峯’~道を
間違えながらも宿に到着

下りの山道を歩くこと約15分、
池が見えてきました。

もみじの郷ハイキングコースにある池峯には珍しい生き物が生息
‘池峯’と言って、周辺の森林から
にじみ出た雨水で形成された
湧水湿地帯にある池です。

ここには今では鳴き声も聞かれなくなった
‘シュレーゲルアオガエル’ など、
湿地帯に生息するさまざまな
珍しい生き物が残されているんです。

ここだけ気温が1,2度低いんじゃないかと
思うほどクールで幻想的な雰囲気です。

この池峯を過ぎると道は
比較的緩やかなので楽々のラストスパート、
と思いきやどこをどう間違ったのか、
結果的に目的のバス停‘落合橋’には
着いたことは着いたのですが、
かなり遠回りしてしまいました。

傘をさしていても、霧雨って全身が
しっとり濡れてしまうんですよね。

そのうえ、夫は足の調子が悪そうだったし
私も疲れてしまって、落ち着いて
コースを確認するような精神状態で
なかったのが道を間違えた原因かも?

落合橋から宿泊先ホテルの
最寄りバス停 ‘理想郷’ までは
歩いても10分程ですが、幸いにも
ちょうどバスが来たので乗り込みました。

予約していた‘湯の里 杉菜’へ到着。

部屋に入りリュックを下ろしたら
外も中もしっとり状態。

乾かそうと思い、持ってきていた
シートを敷いて中身を並べます。

幸い着替えなどはビニール袋に
入れていたので無事でしたが。

部屋を占領する乾かしもの…

横着しないでリュックカバーを着ければ、
と思うも後の祭りです。

でも、食事中にそれらも
ほぼ乾いたのでひと安心。

湯の里 杉菜は、お部屋は清潔で
お料理はおいしく量も満足、
食事処で接客する女性も感じが良く、
やわらかな泉質の温泉もゆっくりと
疲れをほぐしてくれました。

とても居心地の良いお宿でしたよ!

今回のハイキング、雨に濡れたり
道を遠回りしたり(私たちシニアコンビは
このパターンが多い)したけれど
来て良かった~!

今回のハイキングでの
失敗談(愚痴)と反省点

▶コースの帰路で道を間違えた
道を間違えて遠回り、
そして相変わらずの言った
言わないのケンカ。

まったくこのシニア夫婦は、
普段口もきかないのに
何かしゃべったと思ったらこうです。

でもアウトドアは一緒、という
なんとも懲りない面々ですよ。

(シニアになってイライラしやすく
なっているのも原因でしょうか)

コースは前もってあるいはその場でも、
深呼吸などして精神を落ち着けて
確認すること。

▶身体はもちろんリュックも
 中身もしっとり

「これぐらい大したことないや」
じゃなくて、霧雨でも早めにカッパや
リュックカバーは早めに着けること

▶電車に忘れ物をした
翌日は小田原に寄り、その帰り
当該シニア夫婦は疲れたのか
ウトウトしてしまい、
お土産の鈴廣のかまぼこを
電車に置き忘れてしまうという
失態をやらかしてしまったのです。

問い合わせをしたら宇都宮に行くしかなく、
生ものなのであきらめました。

疲れているのはわかるが、
シニアだからといって甘えずに
最後まで気をしっかり持つこと。

ハイキング全般に言える
注意点

▶靴は歩きやすく
 しっかりしたものを

たとえ歩きやすい山道だとしても、
革靴やヒールのあるものは厳禁。

とはいえハードな登山靴などは必要なく、
自分に合った歩きやすい靴を履きましょう。

特に雨に濡れた山道は、ぬかるんで
とても危険なので足元に十分注意し、
靴はトレッキングシューズなど
しっかりした作りのものをおすすめします。

▶防寒や防水を考えた服装を
山の天気は変わりやすいので
防寒着やレインウエアを持って
いきましょう。

▶野生の動物にエサやりをしない
サルなど小動物が出没することが
ありますが、むやみに近づいたり
エサを与えたりしないようにしましょう。

▶クマ対策グッズを携帯する
昨今、人里への熊出現が多くなっているので、
対策グッズなど準備していきましょう。

▶蜂を見つけたら
手で振り払ったりして騒ぐと
蜂が興奮して向かってくることが
あるので厳禁。
静かにその場を去るのが得策です。

▶ゴミは持ち帰る
自分たちが出したゴミは、
必ずすべて持ち帰りましょう。

▶植物採取や虫、動物、
 鳥などの捕獲は厳禁

▶水分補給はこまめに
▶日没までには下山できるよう
 余裕をもった計画を立てる

もみじの郷(池峰)ハイキング
コースの基本情報

特におすすめは紅葉の季節です。

約540本の真っ赤に色づいた
‘いろはもみじ’は一見の価値があります。

〈住所〉
 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上地内

〈歩行距離・歩行時間〉
 約4.3km・約1時間半

〈スタート地点〉
 湯河原駅からバスで約15分の
 『奥湯河原入口』バス停を降りてすぐの
 ‘池峯橋’を渡った所をスタートして
 徒歩約40分の所に
 メインスポット‘もみじの郷’

〈ゴール地点〉
 ‘落合橋’バス停

〈駐車場〉
 なし
 (車で行くことはできませんので
   ご注意ください)

〈お問合せ先〉
 湯河原温泉観光協会
 〒259-0314 神奈川県足柄下郡湯河原町
      宮上566湯河原観光会館2F
 TEL 0465-64-1234
 FAX 0465-63-1716
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