心がすれ違いだらけのシニア夫婦の、
長野の旅二日目をお伝えします。
ホテルをチェックアウトして
送迎バスで松本城近くへ。
お堀に映える見事な逆さ松本城は圧巻!
そして旧開智学校では、
洋館大好きな私のワクワク感は止まず。
それでは、おつき合いください!
国宝松本城、これぞ日本の城
市役所側の太鼓門から園内に入り、
【太鼓門】
内堀沿いを散策しながら
入場口の黒門へ向かいます。
【お堀沿いではこんな場面も】
おっと、長蛇の列だ!
私たちシニア夫婦は、二人とも行列に
並ぶことが超苦手(昔から)。
でも今回はおとなしく列に加わります。
待つこと約15分、いよいよ天守内へ。
なにしろ、五重六階を
狭く急な階段のみで上るのですから、
(階段の数は約140段、
階段の最大斜度は約61度)
体力的にも心情的にも
見応えたっぷりでしたよ!
わたくしシニア女子は後日、
かる~い筋肉痛に見舞われたのでした。
城を守り抜くことに命を懸けた
戦国時代の兵士のことなど、
さまざまな感慨に浸りながらの
天守内見学を無事終え、
外に出て改めて松本城の美しい姿に
しばし見とれます。
【威厳と美しさを放つ本丸御殿跡から見た松本城】
現在、天守部分を残しているのは12城で、
そのうち五重の天守は
‘松本城’と‘姫路城’だけ。
中でも松本城は、
日本最古の国宝の城なんです。
●国宝松本城での注意事項
1)天守内を見学する際利用する
約140段の階段は、
狭いうえ傾斜が急になっていますので
十分注意が必要です。
2)天守内は土足禁止です。
(入口で下足袋を配布しています)
3)階段周辺での撮影はNGです。
(注意散漫になるので危険なためと、
以前どこかで盗撮スポットとして
紹介されていたためらしいです)
4)本丸庭園及び天守内は、
ペット連れでの入場は禁止です。
(ケージ等に入れての入場もできません)
ただし補助犬を連れている場合は、
事前に管理事務所へ
お問合せのうえ入場可能です。
●国宝松本城の基本情報
[所在地]
〒390-0873 長野県松本市丸の内4-1
(松本城公園内)
[TEL] 0263-32-2902
[FAX] 0263-32-2904
[ホームページ]
https://www.matsumoto-castle.jp/
[別 名] 深志城、烏城(俗称)
[築城年] 1504年(永正元年)
[地上高] 30m
[主な城主]
小笠原氏、石川氏、松平氏、堀田氏、
水野氏、松平氏(戸田氏)
[指定文化財] 国宝(天守)・国の史跡
[営業時間]
8:30~16:30(最終入場)
※時期により変動があります。
※ゴールデンウィーク、お盆期間等の
繁忙期は大変混雑するため、
状況に応じて入場制限を
行うことがあります。
[休 業] 年末年始
[観覧所要時間]
約45分~60分
[天守観覧料]
・個人 大人:700円
小・中学生:300円
・団体(20名以上99名まで)
大人:630円
小・中学生:270円
・団体(100名以上299名まで)
大人:560円
小・中学生:240円
・団体(300名以上)
大人:490円
小・中学生:210円
・小学生未満は無料
※松本市民は、身分証明書の提示により
本丸庭園まで無料で入場できます。
ただし、天守見学には松本城観覧料が
必要です。
※障がい者の方は、
障がい者手帳ご提示で本人と
介護者1名は無料です。
※夏季期間中(概ね8月7日~8月16日)、
和服の方の本丸庭園及び
天守への入場は無料です
[アクセス]
車 :長野自動車道松本ICから
国道158号を松本市街地方面へ
向かい約3.5km(約20分)
※周辺に市営駐車場が何カ所か
有ります(詳しくはこちらを参照)
電車:‘松本駅’ 下車 徒歩約20分
バス:
〈松本周遊バス タウンスニーカー北コース〉
‘松本駅お城口’発 ‘松本城 市役所前‘下車
(乗車時間約10分)
〈路線バス(美ヶ原温泉線、浅間線、岡田線、
アルプス公園線)〉
‘松本バスターミナル’ 発
‘松本城 市役所前’ 下車
(乗車時間約10分)
[総合問い合わせ先]
松本城管理事務所 TEL 0263-32-2902
以前から見学したいと思っていた松本城、
期待を裏切らない
荘厳かつ美しいお城でした。
やっと念願が叶い、
大満足で松本城を後にします。
旧開智学校でノスタルジーに
どっぷりと浸る
次にシニア夫婦が向かったのは、
‘旧開智学校’。
※令和3年6月から3年ほどかけて、
旧開智学校校舎の耐震工事が行われるため
休館となります。(令和6年秋に開館予定)
詳しくはこちらをご覧ください。
旧開智学校は、松本城から
歩いて10分もかかりませんでした。
正面に天使と龍の彫刻が施された
素敵な洋館です。
旧開智学校校舎は、
1876年(明治9年)に完成した
日本最古の小学校校舎を、
現在の場所に移築したものです。
また、2019年(令和元年)には、
松本城に続いて松本市では二つ目の
国宝に指定されました。
洋館大好き人間の私、
入る前からワクワクが止まりません!
実際、中に入ると…
昭和の小学校そのものです。
木の机や椅子など、私の通っていた
木造小学校を思い出して
タイムスリップしたような感覚に
陥りました。
(今は建て替えられ、現代的な
小中一貫校になっていますが)
それに、昔の木造校舎というものは、
トイレや音楽室、体育用具室などに
まつわる怪談話がつきもの。
当時は、怖くてトイレに入るのも
ドキドキしたことを思い出しました。
レトロ感たっぷりのドア、そして…
見てくださいこの階段!
少々急ですが素敵な螺旋を描いています。
なんてお洒落かっこいいんでしょう。
現在こちらの階段は利用できませんが、
こんなに急な階段、
学校として使われた90年の間には
転げ落ちた人もいたのでは?などと
下世話な想像をしつつ
しばらく上から覗き込んでいたのでした。
色ガラスがエキゾチックでお洒落です。
●旧開智学校での注意事項
1)新型コロナウイルス対策に
ご協力お願いします。
詳しくはこちらをご覧ください。
2)令和3年6月から約3年間、
旧開智学校校舎の耐震工事を行うため、
工事中は休館となります。
詳しくはこちらをご覧ください。
3)校舎内は1階・2階の見学が可能ですが、
明治9年(1876年)創建当初の姿を
保持しているため階段のみでの
見学となります。
4)敷地内全てと隣接する松本市旧司祭館
周辺まで禁煙です。
5)校舎内は飲食禁止です。
(庭園内に自動販売機があります)
6)校舎内はスリッパに履き替えての
見学となります。
(入口に下足袋を用意しています)
7)校舎内でのフラッシュ撮影及び
展示ケース内の資料の撮影は禁止です。
8)無料の駐車場が校舎西側または
校舎北側にあります。
※校舎見学以外の利用は禁止です。
※松本市中央図書館の駐車場への
駐車は禁止です。
9)小型無人機(ドローン)の
旧開智学校敷地上空での飛行は、
原則禁止します。
10)見学する際は、展示ケースや
その他の設備に手を触れないよう
お願いします。
●旧開智学校の基本情報
[所在地]
〒390-0876 長野県松本市開智2-4-12
[TEL] 0263-32-5725
[FAX] 0263-32-5729
[mail]kyu-kaichi@city.matsumoto.lg.jp
[開館時間]
9時~17時(入館は16時30分まで)
[休館日]
・3月から11月までの第3月曜日
(休日の場合は翌日)
・12月から2月までの月曜日
(休日の場合は翌日)
・12月29日から1月3日まで
[観覧料]
・個人
大人(高校生以上):400円
小人(中学生以下):200円
・団体(20名以上)
大人(高校生以上):300円
小人(中学生以下):150円
※障がい者及びその介護者(1名):無料
※その他についてはお問い合わせください。
[ガイドについて]
※休館中につき、(令和3年7月現在)
休止しております。
くわしくはこちらをご確認ください。
[アクセス]
バス:・タウンスニーカー北コース
‘旧開智学校’ 下車徒歩1分
・松本駅から北市内線
‘蟻ヶ崎高校前’ 下車徒歩5分
徒歩:JR松本駅から25分
車 :長野道松本ICから約15分
[駐車場]
普通車:校舎西側または校舎北側の
共通駐車場 約20台 無料
※駐車場は20台分ほどしか
ありませんので、なるべく公共
交通機関をご利用ください。
大型バス:3台 無料
※予約はできません
※満車の場合は近隣駐車場への
回送をお願いします
[総合問合わせ先]
国宝旧開智学校校舎
〒390-0876 長野県松本市開智2-4-12
TEL:0263-32-5725
FAX:0263-32-5729
mail:kyu-kaichi@city.matsumoto.lg.jp
それにしても旧開智学校は
シニアが多かったな~
松本に行かれた際には、
松本城と旧開智学校の二つの国宝は
寄って見る価値ありのスポットですよ!